奨学金

多分、山はもう真冬の世界

学生さんは時間と体力があるけど金がない。
サラリーマンは金と体力があるけど時間がない。
で、老人は時間と金があるが体力がない。

お金とは、鋳造された自由のこと。
つまり学生のうちに金さえあればやりたいことなんでもできる!

そう、奨学金ならそれができる。
あなたは返し終わりましたか。私はつい先日返し終わりました。

ライチョウ研究しに行くったって、電車代、宿泊費、食費、装備代、どんだけいるのでしょう。その解決方法が奨学金。

月5万円借りて、2年で120万円。それを返すのに、大体月9千円で13年の歳月を費やすんですよ。

まかり間違って、病気したり体動かなくなったり働けなくなったらどうしよう。会社潰れたらどうしようと、コツコツ返して13年。

研究するには金が要る。だから、賢い人はお金集めが上手。いろんな補助金をとってくる。私はそんなに賢くないのでそれは無理でした。奨学金借りてできることしてそれでおしまい。

だったら自前で稼いで、やる気ある若者に投資したほうが早いやね、というわけでサラリーマンになって13年。投資先はどこだー若い子はいねがーと待ちぼうけ。

金だけなら、世代間でやり取りができます。
体力や時間はあげられないけれどお金は老人とサラリーマンが若者にあげられる。
それが、未来への投資ではないかと思うのです。

2020年12月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 事務局