ライチョウにも転勤があるんですね

 全然、まったく更新をしていない管理者黒五の身に何があったかというと、サラリーマンの宿命、転勤があったのです。
 一か月間、ストレスの海に浮かんで、ようやく自分を取り戻してきたところです。

 ご存じのように転勤とは、今までの人間関係を強制リセットし、知らない土地、知らない人、なじみのない仕事に触れさせることで、本人の成長を促すんだか企業内の風通しを良くするんだか、真偽不明の良い効果がでるとされる日本独特の奇習ですが、それで飯を食っているので文句も言わずにハイ喜んでーと素直に従っているあたり、黒五も立派なサラリーマンです。

 で、折も折。

 乗鞍のライチョウを中央アルプスに移送したんだとかいうニュースが飛び込んできまして。

 へー、ライチョウにも転勤あるんだぁ。。。と同情してしまった次第です。

 中央アルプス駒ケ岳の個体群が極小化したのは、いろいろな要素があるにせよつまり「キャパシティがない」ということですから、これがサラリーマンなら「君は新規事業開拓のために××国○○州△△郡に赴いてもらう。過酷な環境ではあるが、わが社の将来のため頑張ってくれたまえ」なにが”たまえ”だ馬鹿野郎といったところではないかなと思うわけです。

 減った理由が、高山にサルがいるからにせよ、食料が減ったからにせよ、原因を解決しないで、いたいけなライチョウの親子を3組も移送したと。

 お役人さんも転勤が多い職種です。自分たちと同じ感覚でライチョウを転勤させたかどうだかわかりませんが、転勤についていく奥様子供たちの気持ちも考えてみてください。

 いやでしょう?

 ライチョウのためと言いつつ、やっていることはライチョウに苦痛を強いているものではないかと思います。

 ライチョウはサラリーマンではない、ましてヒトではない。ライチョウの立場に立って、ライチョウの目線で自然を見なければ、ライチョウの減少は止まらないのでしょう。

台風の思い出

富山(調査地)に行こうと思ってると台風がやってくるという…平日に来てくれればいいのに。

忘れもしないといいつつ何年前だったか、5年前? 6年前? 9月に富山県有峰の太郎平小屋にお邪魔したところ、台風直撃で。私自身は風雨は気にならないんですが、有峰林道が雨で通行禁止になると帰れないので、ザーザー降りの中、頑張って下りまして。

無事、下りたはいいものの、北陸道が途中で閉鎖。

新潟から黒くうごめく濁流の姫川沿いを、崖の上のポニョよろしくな状況で南下し、ほうほうの体で抜けたことがあります。

長野市あたりに着いた頃には台風一過の青空でした。

「そう言えば、山小屋で台風経験したことないですね」と今年の6月に小屋で話していたので、タイミングが合えば嵐の高山の模様をぉとどけできるのですが。台風の進路と速度次第です!

若気の至り

2006年ごろの我々

上野先生は現在進行形で入山されてますが、黒五は現在ただのしがないサラリーマンです。
過去資料をアップしなきゃということで、修論を資料室に突っ込んでます。10年も前のものですが、あの苦労の日々を昨日のことのように思い出します。
あれに比べりゃ、会社のなんのかんのなんて、どってことないわーとは言いませんけど。

基本的に私は写真を撮る側です。
後輩たちのスナップ写真なんかが多いんですが、たまに後輩が撮った自分の写真が出てくると、風景がぐにゃりと歪む気がします。
若かったんだなぁ。。。

全力で復元中

新管理人の黒五です。HPを新しくしました。

雨でも元気!

せっかく撮りたまっているライチョウの写真や動画なんかをメインで載せていきます。私が知っているHP作成はHTMLをポチポチ書いていくというもので、今やこんなあんなことになっているとは全く知らず、てこずっております。人生勉強です。

2019年7月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 事務局