7月立山:雛連れファミリーのハビタット調査実施

2年目としての立山7月調査に10日から20日まで入りました。晴れていたのは1日のみ。あとは霧雨、雨、豪雨。悪天候の2日間はテントにて停滞。寒い初調査となりました。雪渓は初日にはたっぷり着いていましたが、日々急速に融け、最終日には新室堂乗越に上がる登山道の雪はほぼ無くなっていました。
5月の繁殖期下見の際には孵化時期が想定できませんでしたが、観察したい孵化後早めの雛に出会えました。7~9日齢くらいの雛。ライチョウ家族は、雪渓斜面の上の方(稜線に近いエリア)を使っている傾向にありました。昨年は7月末に調査に入ったため、観察した雛の多くが孵化後3週間程度と比較的大きな状態でした。今年は成長過程での利用環境(ハビタット)の理解のために、もう少し早い時期での雛の追跡がしたかったのです。
4年生の本格的な調査はこれがスタート。調査道具と食糧を背負ってのテント生活。ラッキーにも調査前半で親子が追跡できましたが、その後の降雨の寒い中での初めての急斜面での調査と毎日の粗食は辛かったことと思います。怪我なく終れてよかったです。お疲れさまでした。テン場・各小屋・各関係者の皆様、ご配慮を賜りましてありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。(上野)

植生調査風景

立ち上る水蒸気

ハイマツ群落の下にたくさんのミツバオウレンが開花

剣御前への稜線と雪渓

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